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岡谷太鼓の起こり

 みすずかる信濃の国・・・長野県岡谷市は諏訪湖から太平洋へと流れ出る天竜川の源に位置し、緑と湖のまちです。
 古い歴史と伝統をもつ当地方の太鼓を伝承芸能として、昭和45年に岡谷市と岡谷商工会議所が中心となり、市内の企業で働く若者たちによって「岡谷太鼓」の組織化が行われました。太鼓を打ち込むことにより、集中力が養われ心身ともに鍛えられることから、多くの市民が参加し、岡谷太鼓保存会として現在にいたっております。
 毎年岡谷太鼓保存会が中核となり、“大地を揺るがす豪壮な響き”岡谷太鼓まつりを開催しており、また数多くの出演を通して内外にその名を轟かせております。

岡谷太鼓の特色

 発足当初からの伝承曲を守り、継承するかたわらさまざまなオリジナル曲を作曲し、諸行事への出演をはじめ、「打ちくらべ大会」ならびに「太鼓フェスティバル」を開催しております。
 岡谷太鼓保存会は、岡谷市・岡谷商工会議所・岡谷市観光協会・市内の多くの事業所等に支えられて幅広い年齢層により構成され、若者や子ども、そして主婦らが仕事や勉学、家事の合間に集い、太鼓に情熱を燃やしています。
 毎年8月13・14日に開催しております市民祭岡谷太鼓まつりでは、日本一の2m(6尺6寸6分)平胴太鼓を中心に野外特設ステージにて300人揃い打ちを行っており、岡谷市の伝統文化として名実共に定着し、公的な組織として成り立っております。